こんにちわ。
出張カメラマンJIPのスタッフです。
今回はご依頼も多いインタビュー撮影についてお話しさせて頂きます。
人物撮影の場合、撮られる方は緊張されることが多いのですが、実は撮る方のカメラマンもとても緊張します。
大概が初めてお会いする方ですし、事前にどんな方かはわからないことが多いからです。
お会いしてみるととても撮りやすい方だったり、またそうでない場合もあります。
よくインタビュー中のお話している風景を撮ってくださいとご要望があります。
インタビューが始まると撮影を進めていくわけですが、撮影に慣れていない方にはまずは撮影に慣れていただくために、たとえ良い表情がなくともどんどんシャッターを切っていくこともあります。
そしてよくあることですが一旦話し始めると、被写体の方はお話に真剣になり表情を意識するのは難しくなってしまいます。
お話される真剣な表情・自然な場面はできる限り撮影しておきます。
それでもお話中の撮影だけですと表情を撮りきれていない場合があるので、
事前にインタビュアーと打ち合わせた上で、カメラマン主導で撮影を進める時間を5分でも10分でも取材時間の許す限りいただくようにしています。
その時はカメラマンがインタビューの内容とは全く関係ない話題を話しかけたりします。
今日の昼ごはん、最近興味のあること、趣味、ニュースについて、などなど。
そんな雑談を持ちかけると、今までインタビュー内容に真剣に答えていた方も、緊張が溶け様々な表情を見せてくれたりするのです。
現場の雰囲気も打ち解けてきます。
雑談がさらにインタビュー内容にもつながっていき、また新たな方向性の会話が生まれたりもします。
時には雑談がインタビュー時間と同じくらい長いことも。
「ずいぶんと写真を撮るので驚きました」と最後に被写体の方から感想を言われることもあります。
使用するのはたった1枚かもしれません。
ですがその1枚にご満足いただけるようにカメラマンはたくさんのシャッターを切ります。