ある本の企画で、
「春号にあそこのお寺の桜を載せたい」というものがありました。
その春号のために前年の4月に桜を撮影することが決定しました。
一年ごしの企画です。
夏に冬のための撮影を、冬に夏のための撮影をすることはよくあります。
情報は”旬”であることが大切なため、その季節に撮っていては間に合わないことも多いのです。
さて撮影は桜が開花してから満開になる日を数えつつ、天気とにらめっこしなが ら無事終了しました。
そして企画がボツになったりしないかな、などと思いながら待つこと1年。
ようやく桜の写真が掲載された本が出ました。
記事が出来上がった時には編集者もライターもカメラマンもご協力くださったお寺の方も感激です。
先日、1年ぶりに桜の写真をプリントしたものを持参してお寺を訪問しました。
こうして桜と写真がつないでくれるご縁に感謝しながら、今年もこちらのお寺の 桜で花見をすることができました。