こんにちは。
出張カメラマンJIPの中澤さやかです。
今回は私の愛用レンズのお話をさせていただきたいと思います。
写真を始めて20年ちょっと、ずっと愛用している50mmの単焦点。
高校生の頃に写真部に入り初めて使ったレンズもこのレンズでした。
50mmと言えば人間の見ている視野に近い画角と言われる標準レンズ。
学生時代はとにかくこのレンズでひたすらシャッターを切りました。
どの単焦点にも言えますが、ズームができないので自分の足で動きながら距離を考えて撮影する必要があります。
また、広角や望遠よりも色んな意味で「普通」の画角になるのでとにかく自分らしさや写真の意味を大切に撮っていました。
これは写真が上達する要素のひとつだったんじゃないかなと思っています。
写真の仕事をするようになり、内容によってレンズを使い分けるようになった今も必ず50mmの単焦点はカメラバッグに忍ばせてあります。
ファインダーを覗かなくてもイメージできる画角、被写体との距離感…長年付き合ってきたからこそだと思います。
お守り代わりでもあり、初心に戻れる存在でもあり、頼れる相棒でもあるレンズです。